クロガラス -黒鴉-BLACK CROW
まだどことなくあどけなさが残る少女、千鶴と美音が『解決屋』の事務所へとやってきた。
千鶴は援交グループ「JKC」のリーダーで、援助交際をする少女たちを束ねて大金を稼いでいた。
しかし、街のチンピラに、みかじめ料を要求され、脅されているという。
「250万円の解決料」が払えるんだったら依頼を受けてもいいと言う黒斗。
「たったそれだけで助けてくれんの?」
千鶴が美音の背負っているカバンを開くと、一千万円以上の大金が入っていた。即金で250万円を渡す千鶴。
呆れながらも千鶴の依頼を引き受け、みかじめ料を要求してきたチンピラたちの調査を始める解決屋。
簡単に依頼を解決したかと思ったが、事件の裏には思いもよらぬ事実が待ち受けていた―。